2度目視聴。ネタバレ指定。
病に立ち向かう強さ。
28話でダルイゼンは、病人の周囲の者たちは「心配することしか出来ない」と言った。それに対しのどかは、家族や友達がいれば強くなれると答えたが。
「心配することしか出来ない」というこの葛藤からは、医師であっても逃れることが出来なかった。しかしのどかは、蜂須賀先生に見守られたことによって強くなれたと繰り返した。
のどかのメンタルの強さは、この入院生活がルーツだったのかもしれない。もともとの心の強さに加えて冷静さも兼ね備え、最近のキュアグレースは徐々に、プリキュアたちを精神面で支える様になってきた気がする。
ダルイゼンは進化して今までより強くなったはずなのに、グレースに対して不快感をあらわにした。
キングビョーゲンにすら関心を持たず、感情を表に出すことが今までほとんどなかった、あのダルイゼンが。初めてと言って良いのではないか。
蜂須賀先生の決意に対し、やはりのどかの病気の原因はビョーゲンズだったと教えてあげたいが。
本人も、真実を知りたいと思っているのではないか。