ラスト2話の視聴。随分間を空けてしまったが、ようやく完走。思いのほか面白かった。
情に篤く、競技に熱意を持った準が推し。ひとことで言っちゃうとツンデレさんなんですが。
ラストの好とのハイタッチにはぞくぞくした。好がここまで力をつけることができたのも、準がいたからこそ。
パズルゲームの先読みが、クライミング競技のオブザベーションに通じていた。面白い解釈だし、オブザベで瞑想状態になってからの好の活躍は痛快。
実際の競技ではどうなのだろうな。好がこの「超能力」に頼らずに、地道に力をつけていくところも十分に描かれれば、それらを併せ持った強さに説得力を持たせられたかもしれない。そう考えると、現実離れした印象が若干あったのは、尺のせいもあったのかも。
他校のクライマーたち、キャラを作り過ぎ、属性盛り過ぎ感は中盤からあった。漫画的にはアリかもしれないけど。
特に来栖、圧倒的な強さと憎たらしさだけで十分キャラが立っていた(さすがはゆかりさん)から、競技者として意外に真摯な一面などもっと見せてくれるとよかったかも。
まだストックはあるのだろうけど、2期あるんでしょうかね。
「全一」、もうなってしまったからなぁ。