キュアロゼッタの誕生日なので、いつも通りの当番回視聴。
ありすの精神性を掘り下げた、よく出来た初変身回。ランスのありすへの必死の説得にも胸を打たれる。「ぼくは、きみとめぐりあう為にこの世界に来たでランス!」
穏やかで達観している様に見えるありすだが、実は強い力を振るうことへの葛藤があった。穏やかに見えるのは怒りを持たない為ではなく、精神の鍛練により「怒りを押さえ込んでいる」姿がありすの本質であるとわかる。
祖父が言うところの「愛する者を守る為の力」を既に持っており、それを振るう勇気さえ持てれば、ありすは元々プリキュアの資格を持っていた。
「守り手」の印象が強いが、キュアサンシャインのように武道を下地として、攻守を兼ね備えているのが本来の姿。
そんな底知れない実力を持った、キュアロゼッタのデビュー戦。