ネタバレあり。
TVシリーズ3期を経ての満を持しての劇場版は、当然ながらこの物語を「畳む」ことを目的としたエピソードだった。
西片の男前な告白が聞けて満足。「これはプロポーズだな」としか言い様がない台詞、中学生にはまだ早いぞw
高木さん、最初は「西片のどこが好きなんだろう?」という様にも見えたけど。
最後のエピソードであろうこの劇場版までに、西片は大変な成長を遂げていた。一見ヘタレのようだが優しく誠実で、決めるところは決める。そのような西片に、高木さんは何度も何度も惚れ直すのである。西片のイケメンっぷりに大変な説得力があった。
EDまでに、本編で未消化なネタがふたつあったと思う。キスと蛍。
「これで最後だろうから、キスぐらいしてもいいかな?」とも思ったけど、これがおあずけなのはまぁ仕方がないとして。もう一方の蛍ネタのほうは、ED後に必ず必ず回収してくれるだろうと信じていた。
本編に登場しなかったキャラがEDにクレジットされていたから「まさか?」とは思ったが、想像を大きく超えたラストシーンだった。