とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。どうにかして高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。季節はめぐり、3年生に進級した2人。周囲は将来を考え始め、不安と期待が入り混じる中、高木さんと西片の距離は未だ変わらぬまま。そして、中学最後の夏がはじまろうとしていた――
夏休みが始まる前日、2人は帰り道で偶然ちいさな子ネコと出逢う。その子を「ハナ」と名付け、神社の境内で母ネコを見つけるまで面倒をみることに…。徐々に懐いてゆくハナを見守りながら過ごす2人。ちいさな出会いがもたらした、幸せに包まれた真夏の日々が、あらたな想いを育んでゆく――。
からかいの高木さんと西片はもちろん面白くて良かったが、それ以上に中学生最後の夏休みという最上の青春な展開とノスタルジックで熱々な恋愛模様が非常に良い。そしてホタルの展開が最後に伏線として回収されてるのがまた粋で良い。一番心にグッと来たのは、「高木さんを幸せにする」と「私も西片のこと幸せにするよ」だな、もはや告白すっ飛ばしてプロポーズだもん、夫婦じゃん、堪んないじゃん。
ED後のラストが素晴らしかった
だいぶ前に原作読んだから覚えてないけど、原作であったような無かったようなお話だった。
感想:最初は映画にする程かな と思ったけど、途中から良かった。でも、西方の声優は一生合ってないと思う。なんか声にウザさが入ってるのがなぁ…。
評価 SSSS 95点
この猫ちゃんは実質的に二人の子供ってことですよね。それは少しエッチが過ぎますよね。まあ私は好きなので高評価ですが。
こういう青春を送りたかった人生だった。
最後ずるいて
お幸せに!!!!
とても綺麗な終わり方!
ただ終わり方が綺麗すぎるあまり4期はおそらく期待できないと思う。
最後に元高木さんのフラグはたったので今後はそっちに期待します!
閃光が強すぎて何も見えないな~w
3期がめちゃくちゃ良くて、その流れ、勢いのままに物語をゴールまで持ってったなという印象。この作品はヒロインの高木さんに主人公の西片がからかわれる様子を楽しむ作品で、現実の恋愛とは違って基本的に男の子が受け身。そんなファンタジー的な設定の中でも西片はちゃんと"男"として成長していて、要所要所では自分から動いてるところが凄く良いなと個人的に感じていました。その集大成としてのプロポーズとも取れるような告白は最高だったし、大人になった2人の姿は感無量でしたね。
正直そんなに期待してなかったけどかなり良かった。個人的には本作のからかい成分はかなり既に積み上げ十分だったのでどうちゃんとした恋愛まで昇華させていくかが見どころだと思ってたので、ちゃんとお互いを幸せにする、というところまで高木さんも西片も言葉にできたのがグッときたね。周辺キャラの絡ませ方もよかった。
なぜ西片と高木さんにこのエピソードが必要だったかというと、これまでは2人ともお互いだけを意識し、考えてきたと思うんだけどハナとの出会いを通してはじめて2人の意識が同じ方向(お互いではなく共通の第三者)に向いたことで、より素直になれたのだと感じた。
構成も良くて、劇場で見る価値ありの作品でした。