キュアロゼッタ生誕祭として視聴。
ありすの当番回は他にもあるのに、誕生日の度にこの初変身回を観ている気がする。
自分の中で、ありすといえばこの回なのだろう。
「力を恐れてはいけない」というランスの言葉は、奇しくも尊敬する祖父の言葉と同じものだった。
ありすがプリキュアになると決心するシーンは、説得力に満ちている。
そして、その決意を胸にジコチューに歩み寄っていく、ありすの足元だけ映るシーンがとてもカッコいい。
そうか、この回の演出はタナカリオンだったか。
30分でキャラクター紹介をして、初変身からのデビュー戦勝利まで。
尺はカツカツに思えるけど破綻なく収まっている。
初陣に十分な尺をとる最近のプリキュアと見比べて、何度も観たこの回が新鮮に感じられる。