本日の夜実況。ネタバレ指定。
オシマイダーを傷つける、「剣」の姿をもったメロディーソードをキュアエールは拒否。
メロディソードは姿を変え、交響曲を奏でる為のエールタクトとなった。
自分は「プリキュアは決して帯剣しない」ことを知っていたから。剣の形の新アイテムが登場したときは驚いたけど、剣の姿を拒否した展開はむしろプリキュアとしての王道。
「女の子だって暴れたい」から企画が始まったプリキュアたちが「敵を傷つけない」とはさすがに言いすぎだけど、少なくとも傷つけることこと自体を目的にはしていない。プリキュアは傷つけるために剣を振るわないという、ファンの想いに改めて答えたファンサービスであり、プリキュアという概念の再定義でもある…とは言い過ぎか。
残念なのは「プリキュアが剣を選ばなかった」、このエモい選択がシリーズに生かされなかったことだ。
キュアトゥモローら未来の4人のプリキュアたちが、未来の世界の滅びを止めることが出来なかったのは、どうやら剣を選んでしまったからなのだ。この経緯が以降全く説明されず、単発の「いい話」で終わらされてしまったのが本当に惜しい。もったいない。
若宮アンリがこのプリキュアたちをみて、「やるじゃん」とつぶやいた。
この男は応援を無価値と言ったが、この回の「やるじゃん」は応援そのものの価値を認めたわけではなく、実際に浄化という力を持った、プリキュアの手にかかれば実利を伴ってる応援を褒めただけの様にも見える。