脚本、演出、作画、音楽面どれをとっても一級品でよくできたアニメーションだった。
どことなくペルソナシリーズのような、内面世界を描いて”自殺”してしまった友人を救うためにエッグを優先(プラリオリティ)する話。
4人の登場人物のバックグラウンドも思考傾向も、高校生という不安定な時期だからこその描写が丁寧にされていて人物像は掴みやすかったと思う。
また、世界観の肝となるアカ、裏アカと呼ばれる不可思議な存在の掘り下げエピソードなどは設定の深さを感じさせてとても良かった。
それだけに、1クールでまとめられなかった感がすごく出てしまう最終話で残念。総集編を挟んだのは制作の都合だったのかな。特別編が6月末らしいけど、お預け喰らった感は否めない...。