八虎は自分が何者にもなれない、自分は自信のない自分にしかなれないということに試験中に気づく。昼休みでヨタスケくんにかけてもらった言葉は、そんな自分の殻をさらに破るには十分すぎるものだったのかもしれないね。絵を描くことで自分自身の個性や特徴に改めて気づけるというのは本当にいいアプローチ。
そして合格発表のあの瞬間。フワフワした気持ち。八虎という主人公が苦悶して葛藤する過程をじっくり見せられてきたからこそ感動もひとしおだね…。一方で圧倒的な才能を持ちながら受からない桑名さんみたいな人もいる。悔しいよなぁ、ほんとに。痛いほど伝わるわ….。最後に森先輩から言われた一言、最高。