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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

このアニメに出会えなかった人生なんて考えたくない、それくらい大好きな作品。本当にこの作品を生み出してくれた原作者、そしてアニメ化してくれた京都アニメーションをはじめとしたすべてのスタッフおよび関係者に感謝申し上げたい。
3期はこれまでの1期、2期および劇場版で積み上げてきたものをすべて発揮して突き進む…というよりは目の前や横や後ろから現れるあらゆる類の壁にもがき苦しみながらもどうにか一歩ずつ歩を進めていく、そんな物語だった。部内のオーディションシステムの変更、強豪校からの転校生黒江真由(ユーフォで初めて性的な魅力を感じたキャラでもあるのは内緒)、部長という立場で自分らしさが出せず組織のマネジメントに翻弄される久美子。色々なトラブルや不和、それに向き合っていく中で起きた全ての後悔も喜びも全部”音楽”に込める最高のシナリオだったと振り返ると改めて強く思う。
部活というシステムは残酷で3年間毎年メンバーが変わり、それぞれの部活をする動機も異なる。だけどその制約の中からしか得られないものが必ずある、というのは部活をしていた人になら絶対に共感できるはず。吹奏楽部に限らずね。そんな部活としての吹奏楽を最後の最後まで徹底して描いてくれたこの作品が本当に大好きだ。最後の久美子の言葉が全てだった。
俺の中にこの先も響き続けることは間違いない。ありがとう響け!ユーフォニアム。



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