悪役令嬢に転生した子を見守る王子側の話。この視点は新しいが、出オチで終わらずこの設定をどう活かすのか見もの。
まあ富田美憂さんがヒロインやってる時点で視聴確定かな。好きな人の声を聞くだけでも価値あるでしょう。
今期一番感想が湧いて出てくる作品だな。なんかこう、全ての場面に味があるというか。
人がいないと空気が困る。取り込まれるはずだった小さなタオル、返却するはずだった本、他人に触れられるはずのなかった下着、死んで世界から消えることをこのように表現することに、改めて言葉の奥深さを痛感する。
担任が周りに言うのはどうかと思ったけど、友達が親に伝え、そして親が担任に伝えるのは正しいと思うよ。
朝ちゃんは何気なく振る舞っていたけど、ちゃんとストレスを抱えていたんだなと改めて思うね。
そんな朝ちゃんを見て、あなたの感情に関係なくあなたを気遣う必要があると接する槙生。面倒くさがりながらも面倒を見て、朝ちゃんの大切な繋がりを保ったのは大人を感じた。
冬アニメ最後はこの作品。良さげな作品は最後まで取ったおいて一気見する癖がある。この作品は一気見には向いてなさそうだったが。
少女を引き取ることになった世間知らずの小説家。朝顔の観察日記は大人になってからつけた方が面白いなど、小説家が主人公の作品だからか台詞の角度は完璧。ノートの行間が砂漠になる演出もgoodで、アニメならではの面白さも生み出している。あとは話の広がりをどうするか。楽しみです。
このアニメ、7億点マンが多すぎる
西さんしか勝たんくないか。山田×西カップルがマジで良すぎる。山田君が好きなのか、シチュエーションにドキドキしているのか分からない。それに対して、そんなん今目の前にいる山田にドキドキしているんだから気にしても仕方ないと諭す。この考えに高校生の時点で到達しているだと…!山田君と過ごすうちにこのドキドキの正体に気づいていく。恋を自覚する女の子からしか取れない栄養素がある。初々しい二人がカップルになるまでの過程がほんと良いし、見てて死にたくなる。
鈴木は嫉妬しているのかと思ったら、西さんと山田をくっつけようとしていただけ。ほんとみんな良い子だ。スキップとローファーの時も感じたけど、他人の幸せを見て素直に笑顔になれるこの世界が、このアニメの一番の魅力かもしれない。
わりと好きでした。というのも、中身のエピソードは普通だったんだけど、設定が好みなのと、山吹のキャラが良いのと、サブタイトル演出が大好きだったのと、それに伴うEDへの入りが最高だったのと、あとは単純に自分がラブコメが好きという理由。
漫画の第一話を昔読んだんだけど、この時からすごく良いつかみだなと思っていた。昔聞いた声の主を探す。自分が声豚ということもあり、なかなか刺さる設定だった。声に焦点を当てた設定だから話の広がりは微妙なところだったけど、糸電話を通じての会話とかめちゃくちゃ良かった。アポロの声を予想する楽しさもあったね。自分の予想では瀬戸桃子さん、つまり六花ですね。みっく(つまりしのぶ)だという声が多いが、もっかい聞き直してほしい。絶対に伊藤美来さんの声ではない。
あとこのアニメで予想外に良かったのが、山吹のキャラ。めちゃくちゃ好きな主人公でしたね。変に照れずにど真ん中に相手のために頑張るキャラは好感が持てる。自信過剰なキャラだから、もしかしてこいつ俺のこと…みたいな百億回は見た展開にならないし、恥ずかしがって酷いこと言ったりもしないし、不器用にただ突き進むのが本当に良かった。単純にギャグ要員としても良い。ラブコメで一番大切なのが男主人公を好きになれるかどうかだと思っているから、これはもう完璧な主人公だった。
あとは何といっても、サブタイトルの演出。これが大好きすぎた。セリフのところでサブタイトルが被る演出。まあよくある使い古されたものではあるんだが、やはり好きだね。そして、EDがめちゃくちゃ良いから、この入り方が余計に好きになる。話の内容がしょーもなくても、これだけで面白いと錯覚してしまう。OPまでのアバンが毎回長いのも結構好きでした。
まあ、個別エピソードは弱いと言わざるを得ないかな。展開の雑さ、安直さは否めない。ラブコメにおいてコテコテはいいんだけど、そこに持っていくまでに雑にイベントを起こすのは、ギャグシーンでないならやっぱり微妙。あと、ちょっとヒロインがチョロすぎるな。この個別エピソードの弱さと、チョロすぎる恋愛模様で、好きなヒロインはできなかったかな。さすがにラブコメでヒロインに推しキャラができないのは致命傷。キャラ同士の駆け引きとかも無かったし、ラブ要素は平凡だったかな。
まあでもずっと言っている通り、ラブコメは1クールじゃ判断できないところはある。なぜなら、回を重ねるごとにヒロインの魅力に気づいてくるから。ここから、僕勉の文乃や、甘神さんの朝姫ちゃんみたいに、超好きになるキャラが現れたら、一気に評価上がると思う。二期やるらしいのでそれに期待ですね。
隣の会話を聞いて笑いをこらえる。意外な人の笑顔に弱い。すごい、どちらもめちゃくちゃ分かる。面白い会話に耳を傾けて、参加したいわけじゃないから笑いをこらえるのはまさに中学の俺。自分の会話で普段気にしていなかった人が笑うと嬉しくなり、その人のことが気になり出すのもまさにある。逆に今までなんでこれを描いたアニメが無かったんだろうと思うくらい超あるあるな場面を、巧いことストーリーに盛り込んでいるな。ある意味すごい着眼点よ。
真っ直ぐに進む山田もいいね。サブカップル第一号がまさかここまで刺さるとは思ってもいなかった。
人の幸せを見て笑顔になれる良いアニメだな。元気になります。
好きな人と友達が仲良くなるのが嬉しい。俺はそんな気持ちになることができるのかな。オムライスのくだりでも感じたけど、良い子だなほんと。
陽キャアニメすぎてどうかなと思っていたが、普通に楽しめてるな。会話のノリが良いのと、雨上がりの匂いみたいなちょっと良いなって思えるぐらいの台詞が、何気ない青春の中に詰まっているからかな。等身大の学生生活が魅力だな。
最初の2つのゲームまではかなり好きだった。ゲームの中身の説明不足を嘆いている人が多かったが、駄作がはびこっているデスゲーム系作品で、完全雰囲気重視でやってくれるのは結構評価していた。ゲームのルールや攻略法などを解説すると、その他有象無象と同じく絶対チンケになるから、ゲームや心理戦を楽しむのではなく、女の子の悲痛さを嗜む作品として、唯一無二の価値があると思っていた。普通の感性だったら、主催者を出したり、ルールを凝ったりしたくなるところを、それを一切やらない。この雰囲気と、死に直面した女の子の叫びや、むごい最期のみで勝負する。序盤のほうは相当惹きこまれる作品だった。間が多く、テンポが悪いことを指摘している人も多かったが、自分はそれすらも好きになるくらい、性癖に刺さりまくった。
ただ、さすがにキャラの心情については説明不足感は拭えなかった。回想シーンを多用していたが、これが何を意味しているのかがさっぱり分からなかった。後半になると、序盤で魅力に感じていた叫びシーンもほぼ無く、なんなら死亡シーンがカットされているから、ただただ意味深シーンを見せられておいてけぼりにされている感は正直あった。深く考えてみれば面白い作品なのかもしれないが、逆に言えば視聴者まかせの面白さすぎる。
というわけで、中身はどうでもいいからこの雰囲気を楽しもうと意気込んで見始めたが、さすがに限界があった。キャラのバックボーンがこんなに説明不足なら、変に死亡遊戯に意味を見出す展開にせず、ずっと1話のようなものをやっていたほうが良かったのではないかとも思ってきた。この異常な世界にいるだけで常人じゃないんだから、普通の人みたいに悩むのは不要だったかなと。
ここまで積み重ねてきたゴールデンカムイも最終章。入墨人皮が24枚全部揃ったことで、今までの魅力の一つであった狂った囚人たちの個別エピが無くなったのに寂しさも覚えつつ(特に最後の囚人があいつというのがまた笑)、今までのキャラが総集結し、壮絶な殺し合いが始まり、そして、暗号を解いていよいよ金塊を目にしたりと、まさにクライマックスという展開のオンパレード。旧幕府軍が最後の戦争を行った五稜郭で、新たに始まりの物語として最終決戦を行うのは高ぶってしまう。
今回特に印象的だったのは、なんといっても鶴見中尉。55話はもう圧巻。鶴見篤四郎という人物と大塚芳忠さんがすごすぎる。アシリパに向かって真実を語り(これもどこまで真実かわからないのも魅力)、決断を静かに迫るシーンは、進撃のエレンとライナーの地下室での会話を思い起こされる最高の場面だった。ここまで人の心を掌握する人物がいるのか、今まで見てきた数多くの作品の中でも、上に立つ人物として一番ふさわしいのではないかと思うほど。今までの印象的なシーンの回想も存分に活かしており、この語りには本当に見入ってしまいました。やはりこのアニメの主人公は鶴見篤四郎ではないか、3期からずっと思っていることを改めて体感しました。
ただ、権利書をめぐる争いになるのがちょっと微妙だった。こんなハチャメチャな世界で、権利書というものがそこまで効力を持つとは思えなくて。最後のバトルを行う中で、持ちやすい形にして、戦いを可視化しやすくしただけなようにも感じる。後は決死の戦いで幕を閉じると思うが、どこまで面白くできるかは楽しみ。
あとはやっぱり、このアニメは演出が完璧。55話はもう言うまでもなく、金塊のシャワーや、それぞれの最期など、各シーンをものすごく印象に残るように形作ってくれる。ほかにも、門倉のベッドインや、ウイルクの面を被るとこなど、よくもまあ面白い構図を次々と生み出せるものだと感心する。
いよいよラストスパート。鶴見中尉によって心が弱っているアシリパ、第七師団に生じている信頼関係の綻び、そして、いまだに真意が見えない尾形。これらがどう結末にかかわってくるのか。非常に楽しみです。
今期はほかにも最終章を感じるアニメが多くてすごく楽しかったな。ちゃんとクライマックスにかけて盛り上がってくれて、それを最後までアニメで見届けられるのは、やはり幸せなことだ。
そうか、戊辰戦争の生き残りvs日露戦争の生き残りなのか。粋な台詞吐くね白石。片方は一応勝ち戦だけど
一万貫(=37トン)の金なんて井戸の中に隠せるのか?とふと思い調べてみたら、一万貫でも1.92m^3なのね。金の密度を改めて思い知ると同時に、袋に入った金を両手で井戸に投げ入れるアイヌ人何?推定100kgやぞ。
鶴見中尉は金塊をもとにアヘンまで見越していた。数十年前に起こったアヘン戦争をちゃんと学んでいたんだな。どこまでも抜け目ない男
今までは感じてなかったけど、いざ戦闘が始まると、ちょっと作画とテンポに物足らなさを思ってしまった。昨今の贅沢なアニメーションを堪能した弊害だな。まあ、ゴールデンカムイの面白さは遠距離戦闘シーンじゃないから別にいいか。
金塊が土地に変わったことでガッカリしていたら、まだ残り半分があった。金のシャワー演出は素晴らしかった。黄金を目の前にする爽快感を、一番現実的に見せてくれた。最後の鍵が、必要ないと思っていた門倉の刺青というのも粋だね。
いや〜、菊田さんそうやったんか。そんな菊田さんが最後に希望を抱いたのがノラ坊というのが良いね。
ついに金塊の在り方が判明、五稜郭。確かに五稜郭は、幕末に旧幕府軍が最後の戦争を行った場所だ。途絶えてしまった五稜郭で新たな物語が始まるのは熱すぎる。
心配なのが、心が弱ってしまっているアシリパ。および、素性がいまだに知れない尾形。この二人が最終決戦の結末を左右する鍵になりそう。
いやほんと加速度的に面白くなるな。鶴見中尉に掌握されて名前を教えたアシリパ。自分の正義が信じられなくなっている。その鶴見中尉が残した綻びである有古一等卒により、アシリパは再び杉元の元へ。どこまでも真意が読めない男、鶴見篤四郎。最高のキャラすぎる。
暗号に漢字を残したのは、倭人と協力しろということなのか果たして。いよいよ金塊の最終章に突入。脳汁ドバドバですよ。
なんかもう面白すぎて逆に感想が出てこないな。ひとつ言えるとしたら、鶴見篤四郎と大塚芳忠が凄すぎるということ。鶴見中尉が主人公なんじゃないかと、3期からもうずっと思っちゃってるわ正直。
語られるのっぺら坊の真実。アシリパとソフィアに語られるウィルクの様子、この静かな圧迫面接は、進撃のエレンとライナーの地下室シーンを思い出す。アシリパへの最後の説得である弾丸は痺れたね。アイヌにとって金塊は悪いカムイだと告げ、アシリパの心を掌握する。ここまで人の上に立つのに相応しい人物は、今まで見てきた数多くの作品の中で初めてかもしれない。
群れにおさまって弱くなり、キロランケに殺されたウィルクと、個人的な弔いは忘れずにいながら、本当の正義に突き進む鶴見中尉。この演説を聞いたら、誰もが鶴見中尉についていきたいと思うだろう。
ウィルクが群れの仲間を殺した狼に憧れて名前をつけたシーン、月島がいご草を捨てたシーン、長谷川が本名を告げたシーン。今まで出てきた印象的なシーンも全て活かされた、鶴見中尉を最高峰の人間に形作るのにここまで良い回はないでしょう。素晴らしかったです。