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とても良い

これまでエリアスはチセにとって仮の保護者のような立ち位置で描かれることが多かったように思うけれど、今回の内容でエリアスにも幼い部分があることが見えてきた。
正体がいまいち不明瞭だったエリアスは人間でも妖精でも精霊でもない半端者だった。チセが人間社会から弾かれたように、エリアスも魔術師から邪険にされ妖精からは忌み嫌われる存在。
チセはエリアスから必要とされなくなる事態を恐れているフシが有るけれど、同様にエリアスもチセが離れてしまうことを恐れている。チセにとってエリアスはようやく手に入れた家族で、それはエリアスにも言えることだったんだろうね。「僕らの家」という言葉がより深い意味を持った気がした

妖精の女王と王が登場。マシューとミナが人間の夫婦として登場したのに対し、こちらは夜の住人の夫婦。二つの夫婦の形を見たチセにとって参考になるのはどちらなんだろう?
ティターニアやオベロンの予想通りいつの日かエリアスと夫婦となるのなら、エリアスとチセという異形と少女の組み合わせはどのような形の夫婦になるのだろうね?
というか、目覚めてエリアスの傍に走り寄る様子とか子供発言で頬を赤らめる表情とか今回のチセは萌ポイントが幾つも有ったような気がするよ!

サイモンとエリアスが話す様子を見て、10年前にエリアスに買われてたら良かったのにと夢想するチセ。その後の将来を思い出させるようなエリアスの発言
死に憧れていたチセが生きることに目を向けた瞬間のように思えた



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