以前にも本作について行動と結果の関係性を含んだ感想を書いたけど、今回もその色合いが濃い内容。コードギアスにおいて行動によって得られる結果は左右されることは主要テーマの一つだったりするんだろうか?
前回の片瀬が自爆した一件、扇に疑われてしまったようで。やはり前回の作戦、ルルーシュは覚悟の再確認を急ぐあまり宜しくない作戦を立ててしまった気がするな。それにしても、扇がゼロから離反していく展開より先に女性を拾ってしまう展開をぶっこんでくる構成はどこか面白い。
ルルーシュが写真をばらまくシーン、最初見た時は何故写真を持ってきた(笑)と突っ込んでしまったけど、よくよく考えたら成田へ向かった時点でシャーリーの記憶を消すことをもう決意していた事で、自身に繋がる物証を持ち出していたのかも
それでも胸元に写真を仕舞っていたのはシャーリーの記憶を消す行為への躊躇の表れ?
もう一人のギアス保持者マオ登場。
駅でマオとシャーリーに挟まれたルルーシュ。シャーリーの狂乱がゼロと黒の騎士団の行動によって生じた結果であるなら、ルルーシュの背後に居たマオはギアス能力を使っていった先にある結果と見ることも出来るのかな
今回ルルーシュは大切な友人を一人無くした。このままギアスを使っていき、その道の先で大切な者を遠ざけたり繋がりを切っていくことで、いずれはマオのようにC.C.に縋り付くことでしか精神の安定を図れなくなってしまうような将来もルルーシュにはあったのかもしれない