泣き上戸なレンフレッドの姿はこれまでの行動から得られるイメージとギャップが有りすぎて衝撃的
登場初期の陰湿なイメージから随分変わったものだ
今回はレンフレッドだけでなく他人から受けるイメージが以前と変わったキャラが何人も
カルタフィルスは見た目は少年でも幾つもの災厄を撒き散らし他者の命を何とも思っていないような心の有り様は怪物そのもの。けれど、チセが夢の中で出逢った彼は、自分に何が起こっているか訳が判らないまま放り出された助けを求め続けるか弱い存在のよう
チセの保護者としてチセが無用に危険な目に遭うことを避けてきたエリアス。他にも傍若無人とも言える態度や行動は他人の都合なんてお構い無しなタイプであることが伝わってくるものだった。そんな彼がチセの意見を聞き彼女の我儘を認めたのはレンフレッドからすれば意外な姿。これはチセが言うようにあの時の遣り取りがあったからこそ
近くで聞いていた男性陣は「あの時」について別のイメージを想像してしまったようだけど(笑)
チセを魔法使いの世界に引き込んだセスから雰囲気が変わったと言われた場面はチセが以前と大きく変わった事が最も鮮明になるシーン。あの頃のチセの目は本当に暗いものだったからなぁ
対して今になってもあまり変わらないのがエリアスのチセへの認識か。チセは「僕のもの」で「そう望んでくれてる」とのエリアスのイメージはいつか足を掬われそうに思えるが
ドラゴンを呪縛式で拘束しておけば大丈夫だろうと見くびっていたのも拙いイメージが先行したため。
恐怖からの暴走で恐ろしい存在になったドラゴンの雛にが同調したことでチセだけ雛の恐怖を正しく理解する。他者の辛さを知ってしまったチセの行動は結局変わることはなく、それに対するエリアスの変わることはない
次回は視聴者にとっても辛い話になりそうだ