残金が僅かになってしまったりセバスの裏切りに素っ頓狂な声を上げてしまうアインズが面白かわいい
前回までの話はリザードマンとの戦いの中で元々はNPCであったコキュートスがアインズの判断に頼るのではなく自らの判断で動くことを求められるものだった。
対して前回から行われているのはセバスによる独断が含まれている。コキュートスの場合はある程度アインズによる管理の元、コキュートスなりの判断が行われその思索の結果もある程度アインズの利益になるような理由付けがされていたものだった。
けれど、今回のセバスの独断は作り手であるたっち・みーの信念に基づくものであってもアインズの利益になるかどうかの判断は行われず報告すらされていない。それが裏切りの兆候としてソリュシャンに報告されてしまうのは仕方ない気もする
セバスの独断に対してアインズがどのような判定を下すのか、そしてセバスの優しさはナザリックにどのような影響を齎すのか次回が楽しみ
王子からは化け物と呼ばれラキュースからは天才と呼ばれるラナー。暗号解読のくだりを見るに王族にあるまじき能力を有しているよう。それだけに才能がないと明言され出自も頼りないクライムを大切にする理由が判らない
そこにあるのは純真無垢な理由かそれともおぞましい企みかどちらだろう?