これまでルルーシュやスザクに護られるばかりで、エリアイレブンの総督になってからも力強さを見せてこなかったナナリー。それがシュナイゼルに担ぎ上げられフレイヤの発射スイッチを握った途端に恐ろしいほどの決意を感じさせるように。やはりあの両親から生まれた子供が普通の訳がない
ただ、その強さがルルーシュと並び立てるほどのものかと言えばそうではない。ルルーシュにフレイヤ発射を咎められればギアスの方が正しいのかと議論をすり替え、発射スイッチを握ってもそれをシュナイゼルに対し交渉材料に使うわけでもない。ナナリーの覚悟は未熟な部分がまだまだ目立つ強さ
それ故にシュナイゼルに操られる立場、持つ武器の凶悪さが目を引いてしまう