フルメタを視聴するのがあまりに久し振りすぎるのと「ふもっふ」の印象が強いせいか、宗介って「ここ(学校や地域)が好きなんです」と言ったり自分から手を繋ごうとする性格だったっけ?とか疑問に思いながら見てしまった。他にもミスリルの設定やら色々忘れている部分が多いなぁ
これまでのフルメタシリーズでは陣代高校周辺では大規模な事件は起こらなかったり町中で大事件が起こってもそれは夜中の出来事だったりした為にかなめと宗介の日常は護られていた。そういった意味ではレナードがかなめの部屋に侵入し、更には世界中で通信障害が発生する今回の状況は林水が懸念したとおり、テロリストに狙われながらも普通の生活を送っていたかなめの日常が戦争世界に侵食されていく回だったと見ることも出来る
林水は宗介にかなめと話し合うようにと薦めるけれど、かなめの日常を護ることを使命とする宗介は話すことが出来ない。そんなもやもやした感情を伝えるのがあの手繋ぎだったのかも知れないけれどそれはレナードの介入で終わってしまう。そしてかなめも自分の日常が重大な転換点を迎えていると知りながらもレナードとの間にあったことを宗介に話せない。
そもそも宗介はレナードが指摘したように戦争の世界に身を置く人間で、かなめは「戦争なんて手伝えない」と何の気なしに言えてしまう民間人。二人の間には深い溝がある。車中の向き合わないままの会話シーンは今の二人の関係性をよく表していたように思う
ゼロアワーと言ったレナード、通過点に過ぎないと言った林水。宗介とかなめにとってこの難局はどちらが当て嵌まっていくのだろうか?