一人で戦うコニーに対して劣勢だった綾乃。挽回できたのは健太郎の指示や、泉のパートナー宣言によるものか。一人でも勝てると自分勝手な行動をしていたコニーに仲間を手に入れた綾乃が勝つのは王道的展開なんだけど、果たしてそれは綾乃が目指すべき強さなんだろうかとも疑問に思ってしまう
それにしても綾乃の孤独も、コニーの焦燥感も全部有千夏だとしか思えなくなってきたな
仲間なんて居たって意味ないってと息巻いていたコニー。試合に勝っても、その勝ち方がヒナに庇われたものであるだけに自分の言葉を証明することは出来なかった。けれど、試合後には部活メンバーから玩具にされるほど可愛がられる
綾乃も勝って皆の仲間になると意気込んでいたが負けてしまった。けれど、部活のメンバーたちは一生懸命探してくれたり、嫌いだって正面切って言ってくれたりもする。最後には仲良く記念撮影
二人共、目的とは異なる結果になったのに仲間を手に入れてしまうのは面白い展開
綾乃とコニー、見た目も性格も大いに異なる二人だけど唯一似ている点はバドミントンが強くないと有千夏に認めて貰えないのではないかという恐れを持っている点。これは他の誰にも理解できない感覚だろうね
だから同じ感覚を持つコニーの「ママに認められなきゃバドミントンやる意味ないでしょ」という言葉は綾乃に響きすぎてしまう
最後には鬼気迫る顔で「お母さんなんてもう要らない」と言った綾乃。改めて自分よりも圧倒的な実力とセンスを持つコニーを選んだ事実を目の前に示されて耐えられなくなったのか
なんだかこのまま闇落ちしてしまいそう