やっぱり何度見ても玉縄のインパクトがやばい。あんなのと一緒に会議したら、時を置かずに思考停止してしまうだろうね
八幡の一計で今の奉仕部の関係性を変えず、いろはを生徒会長に据えることに成功したが、その行いによって部の空気が停滞してしまったのは何とも皮肉な展開
八幡は第二話で、変わらぬ関係を望んだ葉山グループの在り方を上っ面の関係と断じた事が有ったが、その八幡が今度は停滞した奉仕部の空気を守るために1人でいろはの依頼をこなすことに。八幡はそれを様子がおかしくなってしまった雪乃の責任を取るべきだからと考えているようだけど、そこにある想いは結局の所、今の奉仕部の繋がりを失いたくないというものである
しかし、仲良し小好しをするために集まった関係性ではない以上、停滞した空気のまま過ごしていれば尚更空気は悪くなっていく。「本当は依頼なんて無い方が良いのかも知れないわね」と部の存在意義を否定するかのような雪乃の発言を否定できなかった八幡の心中にはどれほどの虚無感が溢れているのだろう?
一方、いろはが立ち向かうことになった会議があまりに酷すぎて、どうしてらあんなメンツが集まるの?と聞きたくなる
話している内容は全く無いままにそれっぽいカタカナ英語が乱発、真っ当な意見は否定され、いろは達に次々と仕事が押し付けられる。本当に今回のサブタイトルは会議の内容をよく表している
これは玉縄陣営のあり得なさが会議が踊り続ける理由では有るんだけど、他の生徒会役員と連携できず一方的に仕事を押し付けられてしまう生徒会長として経験不足ないろはにも原因はある。しかし経験不足ないろはを生徒会長に据え付けてしまったのはそもそも八幡に原因が有る。
八幡は雪乃への責任感からいろはの依頼を一人で受けた筈なのに、結局この会議でいろはを会長にした責任を突き付けられる
第二期はひたすらに八幡がやらかしてしまった行いへの責任が形を変えて突き付けられる展開が続く。八幡にとっては試練ばかりの流れ
唯一八幡に訪れた良い変化と言えるものはあの折本と普通に会話できるようになった事くらいか