怪獣少女が明かした世界の真実。響は直接聞いたから話を信じるのは当たり前なんだけど、内海と六花がすぐに信じなかったのは少し驚き。君ら最初は見えなかった怪獣が見えるようになったり、他の人の記憶がリセットされる光景を今まで見て来たんじゃないのかい。それでもアカネ=神といった図式は信じられないものなのか
こうなってくると怪獣少女の話をすぐに信じた響に何か特殊性でもあるのかと思ってしまうが。やはり記憶喪失になった理由が何か関係している?
アカネがグリッドマンを倒す為に用意したアンチ。紆余曲折を経て彼も一端のメインキャラになってきたように感じる。
主人公である響と敵であるアカネ、両者に共通しているのは自分の行いを「遣らなければいけない事」と信じている点。だから響は怪獣が出現すればすぐにグリッドマンに変身するし、アカネは怪獣を使い街を壊し続ける
そして、アンチは登場当初から「自分がグリッドマンを倒す」と息巻いて戦ってきたが初登場以降はあしらわれるように返り討ちに。そんな彼がアレクシスを介して怪獣を出現させた。これは非常に大きな意味を持つ出来事であったように思える
人型形態を持つ怪獣であっても自分の意志で怪獣形態になることはできないアンチ。アカネの許可かグリッドマンが現れることが変身条件の彼にとって、アカネにグリッドマンを倒す気が薄くグリッドマンも怪獣が出ない限り出現しないのならば、アンチは自分の「遣らなければいけない事」に従い自らの手で怪獣を作り出す他ない
そこにあるのはアカネを超えたグリッドマンへの憎しみの感情。
怪物少女によって真実が明かされ、街の上空に謎の街が広がる光景が発見され、更にアカネの意思を超えアンチが怪獣を作り出してしまう状況。何だか響とアカネが対立する構図にとんでもない変化が起きそうな気がしてしまう
その中で戦うだけが使命じゃないと気付いた響はどう行動するんだろうか?
そして、これまではアカネを隠れ蓑にするかのようにしてきたアレクシス。アカネに隠す形でアンチの願いを叶え、傷を与えただけでアンチを取り逃がした行動から、彼が自分の「やるべき事」に従い動き始めたように感じられた