ツツジ台に住む高校1年生の響裕太は、ある日目覚めると記憶喪失になっていた。
そして裕太は古いパソコンに映る『ハイパーエージェント・グリッドマン』と出会う。
グリッドマンは使命を果たせと語りかけ、裕太はその言葉の意味と記憶を探し始める。
突然の事に戸惑いつつも、クラスメイトの内海将や宝多六花、新条アカネたちに助けられながら毎日を送る裕太だった。が、
その平穏な日々は、突然現れた怪獣によって容易く踏みつぶされた――。
ウルトラマンがアニメになったらこんな感じなのかなと思った。特撮の戦闘シーンとはまた違う、アニメとしての良さがあった。戦闘シーン以外の雰囲気で、全体的に何ともいえない違和感があったような気がしたけど、終盤で作品の世界の秘密が明かされた時に成程なと思ったから、雰囲気づくりもうまかった作品だった。裕太の六花に対する片想いがどうなったのか気になる。
グリッドマンユニバースのため再履修
特撮版にあまり精通しておらず、ニコニコのコメントをチラチラして知識を補完しつつ視聴した。
放送当時は予備知識何もなしで見ていた記憶があるので、TRIGGERの戦闘やべ~だとか、太ももやべ~みたいなことで頭を空っぽにして見ていた記憶があるが、DYNAZENONの知識や前述のコメントでの補足をチラチラしつつ見返していると、この設定はここに繋がってるんじゃない?だとか、このキャラはDYNAZENONに繋がってるのか~みたいなことを色々考えながら視聴できた気がする。
原作を知らないと唐突に感じる展開も、知識としてでも知っているとはえ~~~となれるので余裕があったら先に原作を履修するのも良いのかな~とは思いました。
もちろんアニメーションとしても物凄い作品でした。
【8/10】
単なる特撮ロボットアニメと侮ることなかれ!!
もともと特撮時代から知っているが、アニメからしか知らない層でもなんなく入れる仕様、キャラ、ストーリーもよくぞワンクールでここまで引き込まれる作品にしたなぁという感動。
特にラストシーンは素晴らしい演出でした。
特撮作品のグリッドマンは全く知らずに視聴した上、やや難解な描写も多く解釈が正しいか自信がないものの楽しめた。
これは全てを作り給うた神様と、作られた箱庭の世界で生きる人間達の物語。そしてその神様は箱庭の中で都合の良いように世界を設定するが、それで渇きが満たされるかといえばそんなこともなく。
自分の手に負えないイレギュラーを排除しようとするもどんどん自分のやっていることが本当に求めたものなのかわからなくなり、自責の念も募っていく。そんな中で自分が設計した一人形に過ぎない少女が自分のことを友達だと言う。自分を好きになるように設計したのだから当然だが、それを神様はどう思ったか…。
アカネにはアカネの、六花達には六花達の世界がある。それはそうだが、アカネが作った箱庭の世界であっても人は人で、アカネ以外を好きになる人もいれば、全てを知った上で「一緒にいたい」と言ってくれる人もいる。そこが(アカネにとっては)どうにもできないところで、同時に最後にアカネが"覚醒"する原因にもなった感動的なところなのかなと。
最終回の最後の実写描写はとても示唆的だと思った。
あと大筋以外で好きなところを挙げると、この作品全体を通して本当にキャラクターが実在しているかのような"空気感"が巧みだと思った。間の取り方やガヤなどでリアル高校生感を上手いこと生み出しているのかなと。
響君の元の人格やアンチ君がどうなったか等、まだまだ気になるところが残ったまま終わったものの、この物語の主軸を「新条アカネの世界」として捉えるなら綺麗に終わったようにも思う。
滅多に見ないものの、たまにあると嬉しくなるようなそんな作品でした。
世界観設定とビジュアルが最高だった。
特撮パートは園児・小学生の気持ちで楽しんで見れたし、日常パートはエロガキ目線でも楽しめる要素もあっておいしいところばかりだった。
ここまで魅せる特撮は今までになかった
特撮に興味がなくても圧倒的キャラのかわいさから見入ってしまう。
作風が特殊な感じで良かった
設定含めて良かったけどグリッドマンがちょっと痛かったかな
途中から原作である特撮版を見はじめたので、結末に違和感を覚えなかった。「夢オチ」で「忍殺」で「グレンラガン」で「実写パートがエヴァンゲリオン」で、といろいろ言われているけど、最初から最後まで面白かったなと。
心象世界であることを誤魔化したトリックの数々は「勉強になります!」って感じ。
いま2周めに入ってますが、もう1週目とはぜんぜん違う話に思えるわ。
別バージョンに差し替えられてるんじゃないかっていうくらいに。
伏線の張り方とすかし方がほぼ完璧。OPやEDが作品世界を的確に説明していたことに最終話で納得できる。