せっかく夢が叶いそうなゲーム世界へ来たのに母親同伴であり、自分が決めたい場面でも母親が容赦なくとどめを刺してしまう。その状態はアマンテが言うように自由に冒険しワクワクする可能性が奪われた、と普通なら表現することも出来る。 これに対する真人の返しはこの作品がどのようなものか的確に表しているように思えた 勇者としてゲームに入ったのに母親同伴で想像していたようなワクワクも無いし、何か思っていた冒険ともかなり違う。難敵を倒すのはいつだって母親、思った通りにならないことばかり。 でも、それもある意味冒険ではあるんだよね 結局は母親によって齎される理不尽を「これも冒険の醍醐味だ」と思って受け入れられるか、それとも「こんなの自由がないし迷惑だ」と言って拒絶するかの違いでしか無い だからアマンテは真々子のように子供の見せ場を奪ってしまう母親に反逆するために今回の騒動を巻き起こしたわけだね。 しかし、やはりというか何と言うか。真々子の理不尽な攻撃にしか見えない叱りつけによってアマンテは戦闘に敗北し、あまつさえ最大の目的のであった母親を消したいという願いすら真々子の卵が足りないという主婦的発想によって掠め取られてしまう 真人にとってはいつもの理不尽だけど、アマンテにとっては許容しがたいもの この対比はちょっと面白い 最後は勇者真人ではなく、真人の母親真々子の銅像が設置されて終了。 どこまでも息子の見せ場を奪ってしまう真々子の所業には毎回苦笑させられたけど、それがある意味本作の特徴となっている。 あまり類を見ない内容や展開を持つ本作は意外と楽しむことが出来たというのが率直な感想かな

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2019 井中だちま・飯田ぽち。/株式会社KADOKAWA/お母さんは好きですか?製作委員会

Tsuujou Kougeki ga Zentai Kougeki de Ni-kai Kougeki no Okaasan wa Suki Desu ka?