かなり変わった世界観の中で繰り広げられる物語だね。そして主人公のクーファは暗殺者でありながらも家庭教師の真似事をすることになるのか
第一話は幾らかとっつきにくさは有ったものの、その一風変わった導入故に興味を惹かれる部分は多かった印象
2つの任務を背負ってメリダのの元を訪れたクーファ。彼は人に好かれやすい紳士的な態度を列車から降りてすぐに始めている。これは事態がどの様に転んだとしても自分が怪しまれないようにとの慎重さに起因しているのかな?
だからメリダにも優しく信頼できる存在として接しようとする。
その甲斐あってメリダはベランダの手摺から落ちると同時にクーファに堕ちてしまった模様
そういった諸々やメリダを観察してどちらの任務を実行するかを最初の一日で判断した辺りからはクーファの優秀さと仕事への冷徹さを感じさせるね。
だというのにそんなクーファがメリダの決して滅気ず助けを求めない姿勢に感化させられてしまうとは意外な展開
メリダがクーファに堕ちたように見えた一方でクーファもメリダに堕ちていたのか
ただ、そうなったとしても暗殺者としての矜持を忘れないでいるのは良いね。
暗殺者でありながら暗殺をせず家庭教師の真似事をするクーファ。実の娘ではないのにアンジェル家の娘ではないのに騎士侯爵家に相応しい人間として振る舞うことになったメリダ
この二人がどれだけ周囲を騙し続けられるのか気になるところ