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とても良い

今回の話は翠がゲーム制作に勤しんだ6話の延長でありつつ、「どうしたらゲームは面白くなるのか」という点に着眼して構成されているように思えた

Aパートで遊ぶエルフェンランドはエミーリアが好むに相応しい本格的に作り込まれたゲーム。街を旅するという簡単なお題でありつつも、多様なカードが用意されコスト計算を用いての駆け引きが行われる
かなり奥深いゲーム

そんなゲームをドイツで嗜み、友達と「世界中の子供を笑顔にするゲームを作る」と誓いあった経験を持つエミーリアは翠からしたら眩しすぎる存在
今の翠にはエミーリアの姿はエルフェンランドのようにとても完成した姿に見えるのだろうね

対してBパートで紹介されるのはまさかのだるまさんが転んだ
美姫がルールを説明するけど、ローカルルールが混ざっていたり実際にプレイしたらルール上の問題が見つかったりと非常にあやふやで楽しみ方が徹底されていない遊び
これは6話で翠が制作したゲームに通ずるものがある

そんなあやふやなゲームにエミーリアはあっという間に改善案を見出して、テストプレイまで実行してしまう。
「全てのゲームは進化の途中」という言葉が示すようにゲームは遊べれば完成ではなく、必ず更に面白く改善できるポイントが有る事を如実に示しているね

なら、同じように未完成のゲームや自信を持てない自分を恥じる必要はない。
信頼できる友達の前にそれらを示せば改善案を見出してくれる。美姫が翠の様子を心配してエミーリアに相談したように

翠の更なる成長が楽しみになった回だったね



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