映像建の部室となったのはどう見てもボロボロな小屋。普通なら設備の何もない所で……と絶望するところだけど、浅草と水崎にとってはだからこそ想像する甲斐のある場所となるのが面白い
でも、それらを実際に配置するなんて不可能だから現実論を持ち出されたら浅草のように落ちるしか無い
その「落ち」は金森によって齎されたものなんだけど、金森からしたらその「落ち」は金の素になる。
想像ばかりで飛び回ってしまう二人を現実論者の金森が支える。良い構図になっているね
後半では実際に風車の動画を作る様子が描かれているね
まず、アニメに関する機材を示してから、風車を題材に角度を付ける、上下を詰める、また風の存在を示すための技法など様々に紹介されていて見ているこちらは単純に話の筋を追うだけでなく、どのようにしてアニメが作られているかも知ることが出来るのは素晴らしい構成