夢に手を伸ばす地学部の面々。と、同時に自分の好きな分野が集積された施設に行ってテンションが爆上げになるみら達が可愛らしい
地質標本館やJAXAなど自分の好きが詰まった空間に夢中になって標本などにかぶり付くのは正しい姿
でも、合宿として来ているなら自分の夢に手を伸ばす為の行動も必要
そういった意味ではJAXAでのみら達の行動は面白可笑しい部分はあるものの別の意味で正しい姿
JAXAでは新天体発見をしていない為に求める情報は手に入らなかった。けれど、あそこで聞かなければJAXAでは判らないと知れなかった。また、他の拠点を探せば専門家に会えると知ることも出来た
これらはちょっとの前進かもしれないし、大ジャンプかもしれない
普段はマイペースなモンロー先輩も夢に手を伸ばそうといつになく真面目にメモをとっている
皆の目がない場所でロケットに手を伸ばしたのは彼女の夢が本気である証であるとともに、本気の夢であるとアピールすることへの気恥ずかしさも感じられた
両者の行動は夢に手を伸ばす真剣な行動なだけに周囲が見えづらくなっていたり、ちょっと不器用な面が出てしまったりする
そんな時にフォローする桜先輩がいい仕事をしているね
目指す夢が無いと言う彼女は逆に地に足がついている。だからか、手を伸ばして足が宙に浮いてしまう他の部員をフォローできる
でも、桜先輩以上に陰ながらのフォローをしているのが顧問の幸
地学部が興味を持ちそうな施設に連れていき、みらとあおに新天体発見プログラムを教えた。
彼女も昔、夢に本気で手を伸ばした人間だからみら達に必要なものが見えるのだろうね
夢に手を伸ばす為に行動を続けるみら達に触発される形で国土地理院に向かったイノ先輩
夢に手を伸ばす者達と地に足つけた者達。大きな夢の前にはどちらが凄いなんてきっと無い。だからこそ、そんな両者が関わっていく事で本当に大きな夢まで辿り着いてしまうのだろうなと思える回だった