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とても良い

今回のカタリナは破滅フラグを回避しようとするよりもロマンス小説を語り合う友を見つけたいとの欲が勝っていたせいか、とてものびのびと動き回っていたね
カタリナって自分の心に正直なタイプだから、このような時の彼女はとても魅力的
それが各人物にも届くのだろうね

カタリナは貴族には下世話なものとされるロマンス小説を好んでいたり、お茶会でも食べるのに夢中になってしまったりと貴族らしからぬ行動が目立つ
それらは元々前世が平民だからというのも有るんだけど、最大の理由は彼女が自分の心に正直に行動しているからなんだろうなぁ

だから一見すると白い髪に赤い瞳を持つソフィアに対しても単純に綺麗だと思うし、同好の士だから友達になりたいと思いそれらを口にする
偏見のない真っ直ぐな言葉だから、ソフィアは「夢みたい」と言いつつもカタリナの言葉を疑うこと無く受け入れられる

カタリナの言葉はソフィアだけでなくニコルにも影響する
ニコルは偏見を持たれるソフィアを妹に持つ為に「可哀想」とされていた
けれど、カタリナはそんな背景を知らず、ただニコルの家族のありのままを見て「幸せ者ですよね」と言い切る
「可哀想」だったニコルはカタリナの前だけは「幸せ者」となる。そうやって世界を変えてくれたのなら、惚れてしまうのも無理はないというもの

カタリナの知らぬ所で繰り広げられるジオルドとアランの恋の鞘当て、カタリナに近づく男にヤキモキするキース、カタリナに許されない想いを抱いてしまったニコル
これだけでも凄い状況なのに、ソフィアが割とガチな感じになりつつ有るのには笑ってしまった。これもう普通に悪役令嬢ではなくハーレムモノの主人公ですね(笑)

次回から始まる学園編でカタリナのポジションはどのようなものになるのか、そして本来の主人公がどのように登場するのか気になるね
これでもし主人公まで堕としてしまったら……(笑)



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