Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
良い

アルテを戸惑わせる2つの出逢い
まさかアルテが画家を目指す上で障害となった貴族出身と女である事を魅力と捉える人が居るとは思わなかったな

アルテに突如舞い込んだ勧誘。ここでアルテがすぐにユーリの誘いを受けなかったのは自分が未熟と考えているだけでなく、レオの元を離れたくないとの理由があったと考えるのは流石に邪推かな?

だからこそ、このタイミングでレオの昔の知り合い、しかも女性が現れるのは少し意地悪な展開に見えてしまう
師の娘とは言え、レオは普段見せない顔を見せている。思えばパトロンのヴェロニカに対してもそうだったか
アルテに対してぶっきらぼうなのは画家として期待しているからなのだろうけど、自分とあまりに違う態度で接する女性を目の前にすれば普通は心穏やかで居ることは難しい

でも、アルテはその悩みには一区切りつけているわけで
今のアルテは自分の仕事を優先し、するべき事を見極める力を持っている
だから、困っているルザンナを助けたい意思を優先し、その為に必要とあらばユーリの誘いも受ける

ただ、ここでアルテが気にしたのはレオの元に再び戻れるか
この悩みはレオをも救う。ユーリの言葉をきっかけに自分はアルテを独占したがっていたのではないかと気にしていたレオにアルテは工房で学び続けたい意思を明確にする
そんなアルテだからこそ、レオも個人の仕事ではなく工房への仕事として受けろと助言が出来る。

レオとの繋がりは保ったまま、アルテは舞台を移してヴェネツィアへ
アルテが言うように彼女の実力はまだまだまといった印象なのだけれど、このタイミングで工房を離れ家庭教師の仕事も始めることは彼女の画家人生にとってどの程度プラスとなるのだろうか?



Loading...