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とても良い

ご登録……ではなく後藤ロク
名前がつけば家族になるとの言葉、それだけでなく意外な形でロクが後藤家の家族であると強固に認められる展開は洒落が利いていて好きだなぁ

下書きや最初のイメージが超えられないと悩むAパート
しっかりと形になっていないものがこれからどうなっていくか想像しながら輪郭を詰めていって…
けれど、詰め終わった時には当初のイメージより劣ったものになってしまう
これは漫画家あるあるな悩みなんだろうな

そしてこの傾向は後藤家にも当てはまるわけで
姫の母がイメージした平凡な未来予想図(仮)
描いたのは特別でも何でも無い平凡な未来。けれど、後藤家はそのイメージを超えられなかったわけで。
慟哭する可久士の悲しみがこれでもかと伝わってくるし、可久士にとって姫が人生の救世主として扱われるラストには感動してしまう

記念日の扱いに悩むBパート
大事じゃないのに大事にされたり、大事なはずが大事にされなかったり
ただ、確かな事は祝われたら祝い返すのが筋というもの
姫は誕生会の大事さが判るから逆に相手の誕生会に参加できないというジレンマ

誕生会は大事な記念日だからしっかり祝わないといけない。そうなると可久士への負担が増えてしまうわけで
でも、子供のそんな遠慮を許したら親じゃない。盛大にやる為に努力する可久士の姿には好感
……それが新しい母親登場疑惑に繋がってしまうのは何とも言えないけど(笑)

平凡な未来予想図(仮)。祝える時に祝っとけという言葉
鎌倉と同じ間取りの家を目黒に作った行為には、そういった叶えられなかった大切なものへの心残りを感じさせた



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