闇の力を発現したシリウスの正体。それがカタリナと少々似た生い立ちであったのは驚き
ある日転生し悪役令嬢として生きていくことになったカタリナ。記憶を移し替えられシリウスとして生きることになったラファエル
他人になることでそれまでの幸せが突然壊れてしまった二人
決定的な違いは、カタリナは破滅を回避しようとしつつ自分らしく生きて今の幸せを手にし、ラファエルは全てを壊すために良い子を演じ続けてこの破滅に至った
生き方が決定的に違うからカタリナではラファエルを救うことは出来ない。だからカタリナが出した答えが「元気が出るまで一緒に居るわ」というもの
それこそカタリナがこれまで破滅を回避できた理由であり、これからも幸せで居続ける方法
カタリナの言葉をきっかけに母の言葉を思い出し、生き残ったのは復讐の為ではなく幸せになる為だと再定義したラファエルの表情は晴れやかだったね
思い返せば、カタリナも方向は同じか。破滅フラグを回避しようとするが、原因のマリアをどうこうしようとは思わない。むしろ流罪になっても生きられるように農業知識を身に付けたりしている
生きている限り幸せを掴むチャンスはきっと有って。ゲームのようでゲームではないこの世界でカタリナは必死になって破滅フラグを回避するために走り回ってきたけど、ここまで生き延びた時点で充分に破滅は回避できている
だから卒業イベントは破滅への分岐点ではなく、これから始まる幸せな日々への通過点だと言えるのだろうね
マリアに想い人が居るのではないかと直接聞きに行ったカタリナには驚き。まあ、「お慕いしてします」という直接表現の意味に気づかないのも驚きだったけどね
まさかの第二期決定。どう見てもハーレムな状態を友情エンドと勘違いしてしまうカタリナじゃ恋愛方面は期待できそうにないけど、カタリナの常識外れな日々はそれ以上に楽しめそうだ