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とても良い

遂に本格的に動き出した常務の企画、Project:Kroneのガチ感がヤバすぎる…
実力重視だからこそプロジェクト横断的に選抜され、そこにCPメンバーが選ばれるのも不思議ではない。が、それによってCPに不穏な空気が立ち込めるのは何とも……

高圧的に見える常務の誘い。でもこの誘いは強制ではないんだよね。そこには自分の意志で決断する余地がある。だからこそ迷ってしまう
ここで凛とアーニャがユニット内で相談しなかったのは印象的。どちらもこれをプロジェクトの危機全体の問題と捉えずにまずは自分事として捉え悩んでいる

凛を誘う加蓮と奈緒
彼女らにとってこれがアイドルとして羽ばたくチャンスであると同時に「もっと三人で歌いたい」という理由から二人は強烈なまでに凛と組むことを望んでいる
対して凛はアイドルを始めた時も続けると決めた時もそして合同フェスの時も明確に言語化出来る理由を内に持っているようには見えなかった。だから今も何が何でもNGで無ければならないという理由を持っていない
でも踏み出すには何か根拠が必要で。だから凛に必要だったのは言語化出来る理由よりも『感じる』という点だったのだろうね。加蓮と奈緒とのハーモニーは何よりも凛が望む場所を教えてくれる

以前はCPが纏まるのに一役買った美波の言葉や共に見た星空がこの状況において、CPからアーニャを飛び立たせる助けとなってしまうのは皮肉に映る
けれど、そこに新しい何かを求める挑戦の意味が有るなら応援しない訳にはいかなくなる
悩みを表情に出さないようにしアーニャを応援する美波の姿は健気だね

挑戦と決断が必要となったこの回は一つのスタート地点
その関係か今回は久しぶりに階段をモチーフとした表現が見られたね
ステージへのチャンスを逃したくない加蓮は階段を登りきった場所にて宣言。奈緒も釣られて段上へ
加入を迷う凛は階段の途中で立ち止まり段上を見てTPの曲を聞く

また未央の飛び出しにも違った意味が見えてくる
6話と似た形で駆け出した未央の姿は逃げに見える。しかし未央は駆け出した勢いで階段を駆け上がり屋上庭園へ辿り着いた
これは舞踏会というステージへ向かう階段ではなく、他の階段を登った事を意味しているのだろうね。だからソロ活動宣言へ繋がっていくと



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