チームスピカにおけるライバル関係といえば、並び走ってライバル意識を向けるウオッカとダイワスカーレットが思い浮かぶけれど、テイオーとマックイーンはそちらとは異なるライバル関係だね
素直に敵対心を向けるのではなく、変則的な敵対心を向けているように思える
URA賞を受賞した際は互いに煽り合い、テイオーが春の天皇賞に出たいと言った際もマックイーンを意識したもの
でも、テイオーやマックイーンは相手にに勝つ事そのものを目標にしているわけではないんだよね。あくまでも無冠や連覇が第一目標。その過程でライバルに勝とうとしている
そもそも二人の始まりからして変則的。一方的な張り合いから奇遇が重なった。マックイーンはテイオーが後ろを付けられたと言い、テイオーはマックイーンが勝手に気にしてただけと言う
競い合っていたとは正面から認めない二人は「奇遇」によって同じ場所に集うことでライバルとなっていったのだろうね
だから出走前にテイオーがマックイーンの様子を見に行った際も、やはり心配していたなんて認めず奇遇を装う
互いに自身のレースでの勝ちを宣言し、マックイーンは実際に勝ちを収めてみせた。マックイーンの好走がテイオーに火を付けるラスト
変則的だけど、理想的なライバル関係は見ていて気持ち良いね
また、本筋にはまだまだ絡んでないけど、努力の方向性が大いに間違い空回りが目立つチームカノープスは果たしてこれからもお笑いを意識したようなポジションになってしまうのだろうか(笑)
「妥当スピカ!」は色々とダメダメ過ぎますよ(笑)