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とても良い

突如始まった五つ子ゲーム。これまでは髪型や装飾品で見分けられないわけでもなかった。けれど、今回は完全に見た目は同じ
この状況では中野祖父が言うように仕草、声、癖から見分けるしか無い。それは一朝一夕で出来るようなものではなく、短期間にやろうとすれば五つ子への強い関心が風太郎に求められる

それぞれへの関心が薄かった風太郎は同じ見た目の五つ子に質問をしたって誰が誰か判らない。けれど、「嘘が下手」という点から四葉を当てたように推量する何かは存在する
中野祖父はその何かを頼りに当てている。言語化しづらい何かを持って個人を当てるにはそれこそ愛に似た強い関心が必要となるのだろうね

また、偽五月だった三玖は本心を隠していた。それは普段の会話の中からは見つけられないもの。彼女と強く向き合って何を考えているか真剣に考えなければ見えてこない
だから風太郎は偽五月の正体を探ることと同じレベルで、強い関心や愛を持って偽五月と向き合うことが求められた訳だ

風太郎は偽五月を一花だと『考えた』後に三玖ではないかと『見えた』。結局、その後に風太郎が類推した悩みはあんまり当たっているとは言い難いものだったけど、それでも『何か』を根拠に姿形が同じ五つ子から三玖を探り当てた
それは強い関心か愛がなければ成し得ないこと
だから三玖は今回はこの結果で満足できたのだろうね

そして五つ子ゲームとは別に進展する二乃の恋心とそれを阻止しようとする一花
相談の体を取っているのに一花の助言など物ともせず突き進む二乃のこれからが気になるし、少しずつ黒化が始まった一花が「したい事をして欲しい」という言葉をきっかけにどう変容するのか色々と楽しみですよ



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