これまでのレーナは頭の中お花畑と呼ばれる程に世間知らずの正義マンに思われていたのだけど、一番辛い時に86に助けられた経験があったのね。そしてその時に86が戦う想いを聞いたと
そんな原体験があるなら86を人として扱わないなんてそりゃ無理な話なんだろうなぁ…
前回にてレーナがスピアヘッドに対して歩み寄ったことを反映してか随分穏やかな前半部だったね
革命祭に行くのを躊躇うレーナ、哨戒中と嘘をついてレーナの話に付き合っていたシンエイ。更にシンエイの兄について話を聞く様子も有ったりと、徐々に双方の心理的な壁は取り払われてきた印象
その印象をぶった切る亡霊たちの声とシンエイが語る戦争の行く末は恐ろしいものだったね
絶望的な事実を前にしてもレーナは一緒に戦おうと言おうとした。けれど結局言えなかったのは心理的が壁が減ったとしても二人の間にはまだ消しようのない空間的な壁が有る。それこそ自分の話を聞くシンエイの表情を窺い知ることが出来ないように
これまでレーナ陣営と86陣営を分ける場面転換の際にはOPEDやCMを用いる場合が多かったように思うのだけど、今回のED前後はシンエイが映ったまま
ED画像は色が反転した月、ED後にはシンエイが首の痕を晒しながら死んだ兄に言及している事から、ED後の場面は死者の世界なのかなと深読みしてしまうね