感情を伝える事を苦手とする璃奈は愛との出会いや同好会への参加で自分を変えようと思い立ったようで
そのように考えられる彼女はアウトプットが苦手なだけで人との交流そのものを不得手としているわけではないと判るね。だから逆に出来ない自分への失望を抱いてしまったのだろうけど
沢山の人と繋がりたい、本当の私を見て欲しい、出来ないからやらないは無し。彼女はそうして変わろうとしている
そんな璃奈の心懸けは立派なもの。でも一方で今の自分を否定し過ぎているようにも思える
だからクラスメートをライブに誘おうとした時に、ちっとも変われていない自分の表情にショックを受けてしまう
璃奈にとって変わった後の自分とはそのまま沢山の人と繋がれて、本当の自分を見て貰えて、出来ない事なんて無いアイドルなのかもしれない
でも、出来ない事が無くて欠点の無いアイドルなんて実は味気ないのかも
そういった意味ではかすみの言った「駄目な所も武器に変えるのが一人前のアイドル」というのは天啓に似た言葉
感情を顔に出せないなら逆にそれを特徴にすればいい
感情を出すよりも機械いじりが得意ならそれを武器に
それを踏まえた璃奈のライブは二つとないものに。またクラスメートとの会話においても無理に自分の表情で話さないことで上手く喋れたようで
望んだように変われたわけではない、出来るようになったわけではない。それでも璃奈は璃奈自身の特徴を活かしてアイドルへ変われたようだね
それはそれとしてライブシーンの璃奈って、かなり可愛くありませんでした……?
久々にガチときめきしてしまいましたよ……