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良い

小林は眠くなる理由を「同調圧力」なんて語っていたけど、本作の人間とドラゴンにおける関係を思うと、個人的には「相手に合わせたくなった」と表現したくなるな
そのくらい、今のドラゴン達は人間に寄り添った生活をしている

滝谷の一言から漫画を書き始めたファフニールは滝谷への対抗心を燃やす
でも、考えてみれば自分だけの財宝を漫画にする必要はないし、勝利条件を販売部数にする必要もない
ファフニールはとても自然に滝谷の常識に合わせて行動している

ルコアもファフニールに合わせて同人誌作り。ファフニールと違うのは自分に合わせたい相手がいる事だね
罠のように置かれた同人誌。一時は好奇心に負けて読みかけた翔太だけど、そこは合わせない。青少年として同調圧力には負けなかったようで(笑)
前回、一致点を見出した二人だけど、まだまだ合わない点は多そうだ

カンナとイルルは小林の傍でうたた寝。それは幼少期には得られなかった親への甘えの代替かな。子供は親の眠りに合わせたいと思うから傍で眠る
同様にエルマもトールも人間に合わせてよく眠るように。こちらはもう一つの理由として、様々な想いや物に満たされた事で退屈や静寂、そして眠りを楽しめるようになったというのもあるのだろうね

友達と一緒に幽霊探しのカンナ。幽霊よりも超常の存在であるカンナの参加動機は面白そうだから
その感覚を肯定するように幽霊探しの途中なのに、階段で遊んだりサッカーごっこをしたりと、とても子供を楽しんでいるね。

異音の正体は回転窓よりも幽霊よりも刺激的なものだったけど、カンナはそれを明かさない
キモかったというのも大きな理由だろうけど、大切な友達の常識にない遣り方をカンナは面白いと思わなかったからだろうね
次は宇宙人に興味を示すカンナはどんな面白くて退屈でそして満たされるような日常に出会うのかな?



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