前回はひよりが小春に自分の事を教えていた。今回は新たに家族になった親に対して距離を埋めていく様子が描かれていたね
親だから敬語はおかしい。親だから仲が良いのは当たり前。そういった姿勢を当たり前と捉えてしまえば、直さなければならないかもしれない。けど、親子の姿なんて千差万別なんだから、こより達はこより達の家族の形を求めれば良いんだよね
新しい親とどうやったら親しくなれるか。天真爛漫な小春でさえ遠慮するそれはひよりにとっても難しいもの
仲良さげに見える恋・良太親子も実の親子だから仲が良いのではなく、相手とどう向き合うかを自分の中で整理できたから仲良くなれた
だから必要なのは相手がどういう人間で、相手とどう向き合いたいかという話になってくる
親は親だから助けを求められない場合がある。ひより母は料理をしないのではなく、父が居なくなった事で余裕が無くなったから作れなくなったように。小春父が虹の面倒で手が離せなくなり食事できそうになかったように
母の言葉から親を知り始めたひより。父が言葉に出さなかった大変さを拾い上げられたようだね
それは仲の良い親子へ繋がる一歩なんだろうな
こういった視点で考えると小春のアルバムの続きが「パパも私も」整理が苦手だから纏められていないというのもそういう意味なんだろうなぁ……
ここまではひよりサイドを深堀りするような話が多かったけど、これからは小春がどういう風に物事を捉えているかという点もそろそろ描かれるんだろうか?そんな事を小春の終盤の言葉を聞きながら思ってしまった