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とても良い

ひよりと小春、良太と恋。釣りを嗜む者とそうでない者。相手に楽しんで欲しいと張り切る者と受け止めきれない者
それでも相手が自分の為を思って行動していると気づけたなら、相手と少しずつ擦り合わせれば良い。そんな事を感じた回だったかな

介護されっぱなしの海釣りに反発してしまった小春。彼女としてはひよりが鬱陶しいというよりも、ひよりに海釣りを楽しんで貰いたいから自分にばかり構う状況に不満を覚える
ひよりの想いは判っても、受け取ってばかりじゃ納得できない。だから小春がしたのはひよりに想いを返す行為

ひよりが苦手な料理で楽しませたい。一方でひよりが自分の力で出来る部分を用意したのは彼女なりの誠意か
家族の為に残業する父に何も要求できなかった彼女だからこそ、何も出来ない不甲斐なさ、物足りなさを知っていたのだろうね
今は独りじゃない食卓をとても楽しめているようだ

親も人間と達観した物の見方をする恋も母にはあんな事を言ってしまうのか……
恋にすれば父はちょっと駄目な人間、母は素晴らしい人間に見えるのだろうね
でも母に言わせれば仕事を続けられるのも、もしかしたら尊敬される人間で居られるのも良太の存在があるからなのかな

良太はどう考えても釣りバカでやり過ぎな人間。でも、他所様から見れば凄い人に見える
他人の芝生は青く見える。それでも青く見えるなら素晴らしい部分が有るという事になる
恋はまた一つ、父を見直せたのだろうね

釣りが好きな姉の一花と釣りなど恥ずかしいと思う妹の二葉
二葉は引っ込み思案というだけでなく、何かしらの事情があって釣りの良さが判らなくなってしまったのだろうか?
姉から別人みたいと言われる程に変貌した二葉。これに興味を覚えたひよりはどう関わっていくのだろうか



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