Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

思い切りの良さは小春の長所だけど、保護者から見ればその行動はやはり心配になってしまうもの
その道の先を行く保護者からすると、後進の幼い行動は見過ごしたくない。でも価値観の相違を放置したら判り合えない
今回は保護者と子供が折り合える点を探す回だったと言えるのかな

恋は良い仲介者となっているね。弟の多い彼女は駄々っ子を導くのが得意なようで小春に「何故反対されるのか」を順を追って説明し、小春が寝付けなければ怖い話でテンションを落ち着かせている
ただ、キャンプ場についてすぐコーヒーブレイクを挟むのはちょっと子供らしさが無さ過ぎるけど(笑)

また、今回の話は小春が幼い子供からほんの少し成長する話とも言えるのかな
言い合いした父に計画書を渡して再度交渉した。β版となるそれは最初とは違うと言わんばかり。
その際にはひよりも小春の成長を助けるように、自分の願いを口にして小春の願いは我儘ではないのだと訴えていたね

それは釣り場でも。ひよりは小春が釣れてない状況を想像していたけれど、小春はひよりから教わった知識を基に一人で釣り上げていたし、他の釣り客に助言までしていた。もう小春は初心者ではないね
でも、それは子供らしさを失うという意味ではなく、キラキラした眼で釣りを楽しめる人になったという意味になるのはこの作品らしさに溢れている

そうして成長を見せた小春だけど、楽しい夜は眠れない現象やら、友達の前で服を脱ぐのに抵抗見せるとかまだまだ子供な面が見えたのは微笑ましいオチだった

後、今回は小春の父親にも子の挑戦を見守る成長を促す動きが見られたのは良かったな。釣りだけでなく、家族の物語も忘れずに進展し続けているね



Loading...