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良い

ミュージシャンを目指し家業から離れていた和、小学生ながらに緑松で立派に働く一果
和は子供っぽい大人、一果は大人っぽい子供として描かれているんだけど、それによって一果は和に対してつっけんどんになっても、和の対応が全く異なるものになるのは印象的

小学生女子が跡取り扱いされている状況には驚かされるけど、一果はそれに見合うだけの働きを見せているね。店頭に立ち「責任」などと口にする。それは本来の跡取りである和の立場を危うくするほど
でも、一果には硬さが有るね。人を頼れない危うげな硬さ

だからこそ、ちゃらんぽらんな和との相性が良くなる余地があるのかな
和に責任感は見えないけれど、和菓子への愛は人一倍。また世渡りも上手いようで。だから難事に硬いまま挑もうとして失敗しかけた一果を助けられる。また、和菓子の魅力を改めて一果に伝えられる

和は一果の親になれない、一果は和の娘になれない
けれど和は一果から跡継ぎの座を奪い取るのではなく、彼女が彼女の望む成長を遂げる手助けをする事で共存が可能となるのかな?
それはまさしく一果が緑松を継ぎ、そして和が緑松の看板を守る道に繋がるのかな?



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