同好会と嵐珠、第一話で示された決別路線のままやっていくのかと思っていたけど、同好会の中のバラバラを一つに束ねてフェスをやったように、同好会と嵐珠を早くも一つに束ねる道を探り始めたのか
そこにはかすみが言っていたように同好会の特性が活きているのはとても好印象
同好会は何も積極的にバラバラになったのではなく、バラバラの状態を肯定したから一緒にフェスを作り出せた。同じように、一人でやりたい嵐珠を肯定した上で一緒に同好会をやる道が有るのかもしれない
嵐珠が別々にやりたいと言っているからと言って、それをそのまま受け取るのではなく、自分の経験を基に嵐珠の真意を探ろうとするエマは本当に良い子だね
そもそも嵐珠は真の意味で離別を求めているわけではないのかな
同好会グッズを見つけた際、一番好きな一人だけを買うのではなく全員分を買っていた。それは何よりも嵐珠が同好会という集団を好いているのだと判るね
嵐珠の原点にそれが有るならば、発展する形の中にもソロアイドルだけでなく集団の中でのアイドル像もきっと存在しうる
バラバラとは下手をしたら「自分とは別」という感覚だけで終わるかもしれなくて
でも同好会のバラバラは皆を肯定する為のバラバラ。だから異なる道を行こうとする嵐珠を肯定するには彼女を理解することが第一。公園での会話を通して嵐珠の真意、そして自分達の為すべき事を少しずつ揃えようとするエマ達の姿勢は尊いもの
エマ達が出した答え、バラバラの個性を持つ同好会全員ではなく、4人で一緒のステージを作り上げる。それは個の道と集団の道をそれぞれ尊重したものになるのかな?
それこそが虹ヶ咲の特徴を最も描くのだろうと今から想像できるね
あと、話を納得しきれなくても、最後には同調してエマ達を引っ張る発言をするかすみ可愛い