まだ和に好印象を持てていない一果は和に目を向けない。なら、代わりに何を見るかと言えば今回の場合は美弦だったのかな
美弦を見ているから彼女の問題に関わろうとする。そして和に助けられた美弦を見て和への印象が変わる。そういう話だったのかな
子供の相手が上手くてバイトもして家の手伝いもする、あまりに理想的な子供。そんな美弦が親に隠した形の趣味を持っているなら、それは本当に大切なものなわけで
その想いを汲み取って庇おうとした和と一果。ただ、一果がまっすぐ反発したのに対し、和がしたのは搦め手的な庇い方
家業があるのに趣味に生きる道を許してくれた両親の尊さと感謝を誰よりも持っている。だから体を張る形での懇願が出来るわけだね。
そんな和の姿は美弦の趣味を肯定し、保証するものになるのかな
まあ、ちゃらんぽらんな和の面が出ただけな気がしないでもないけど(笑)
美弦は大切なものを守れた事で和に特別な想いを抱いたようで
それを察した一果の様子が印象深い。
前回はあれだけ和を批判して今回もあまり目を合わせない程なのに、美弦の想いを過度に否定しなかった
美弦には和の方法が良かった。それが判っただけでも一果の硬さは少し取れたのかな?