同好会内ユニット結成というこれまでに無い変化に対して、とても丁寧に向き合ったエピソード
新しい組み合わせなら良い色が生まれるとか単純にせず、自分達が組む事で何を得て何を還元できるかという点を突き詰めていたね
また、その裏で侑の課題解決を進行させるのも良い構成
これまでバラバラな色で活動してきた同好会だから、ただ一緒に組むだけじゃ揃えられるものなんて何も無い
それぞれが自分の推しやこだわりを話しても一つの色だけ通すわけじゃないなら統一なんて無理
揃わないならソロの方が良い。揃えるなら揃える事で得られる色が欲しい。だから悩む
答えが侑への心配から見つかるとは。と言うか、皆して心配しすぎでは……
「自分が良いと思うメロディ」が見つからない侑への助言。同好会の多彩な色は侑に支えられてきた。だからこそ逆に皆も侑の色を知っている
相手の色を知っているという構図はそれこそかすみ達の関係にも当てはまる。そこに気付けたのは大きな成長
自分の色を教えて揃えるのではなく、相手に自分の色を教えられ多彩になる
それはソロの嵐珠に辿り着けないステージであり、ファンを満足させるものであり、Quartz結成の意味があるもの
今回のステージは嵐珠の認識を改めさせると同時に、栞子にも何かを齎すものになったようだね
一人で課題に挑む侑は見た目だけなら独り
でも頑張っているアイドルの姿は侑の背を押すし、彼女らの助言は侑に見えていなかったものを教える
だから侑が奏でるのは第一期EDになるのかな。第一期において同好会を支え続けた楽曲。侑は同好会を支えてるし、支えられてる。それは何よりも侑を象徴する最良の曲となるのだろうね