大きなエピソードが終わった後は整理する時間が必要。それは絵日記だったり小休止だったり
それなら学生らしく夏休みを満喫したい。けど、夏は独りで満喫できるものではない。そうして満喫を分かち合いたい相手、桃やミカンを求めるシャミ子にはニヤニヤしてしまうね
独りでは夏エネルギーの行き場はない。誰かと分け合ってこそ。独りで夏アイテムをフル装備するより、桃やミカンと屋台巡りをした方が楽しいに決まっている
それは夏祭りだけでなく、夏休みの宿題にも当て嵌められる点は学生の夏休みっぽさに溢れていて良いね
一人と一人では宿題に対する意見が分かれて進まない。けどそこにトラの赤ちゃんという別の要素を加える事で夏を楽しめると知れる。宿題も頑張れる
途端に桃に宿題を勧めていたシャミ子が引っ張られる側に回ってしまうのはモチベーションの違いが見えて面白いというか、桃ってそんなに猫科の動物が好きなんだ(笑)
そんな賑やかな中で見えた寂しさ。孤児として一人だった頃の桃が抱えていただろう感情
なかなか素直じゃない桃がポロリと零した望み。これを眷属とか桜に頼まれたとかそういう理由ではなく、桃が笑顔になれる日々を取り戻せるようにと奮起するシャミ子の様子には心温まるね