Cクラスの集中攻撃と裏切り者に拠ってバラバラになりかけたDクラス。その象徴が須藤と堀北
だからその二人の在り方に変化があれば、それはDクラスの成長に繋がる。堀北が持ちうる最高の武器、それを手にするエピソードだったようで
暴れん坊の須藤とリーダー役の掘北。水と油で共通項が無いように見える二人を結ぶのは認められたいという欲求。それに奔るあまり孤高になってしまった
堀北と須藤の問題点は同質。自分を変えたいという掘北の熱い想いは須藤も痛感出来るもの。だから掘北の言葉は須藤に響き、須藤を変えるわけだ
バラバラなクラスの中で今回の綾小路は曖昧な活躍に終始…
櫛田に裏切りの件を詰問するものの、事態解決も動機解明も出来ず
またリレーもクラスの勝ちではなく堀北学との勝負に出ている
綾小路の活躍は誰かと結びつかないから、クラスの成長に寄与しない
本当の活躍は見えない場所でこそ
堀北は龍園に立ち向かえたのは櫛田との結びつきを思い出せたから。だから罠に対して罠を持って飛び込んだわけだけど、龍園の方が上手か
今回の堀北は何から何まで敗北。けれど須藤の改心や謎の録音に拠って再起の可能性は残された。それはDクラスがこれから強くなっていく未来へ繋がっていくのだろうと思える回だったよ