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良い

皆から愛された日下部太郎の死。それは喪失である為に却って太郎が居た事実を深く皆に刻みつけているようで
太郎と半月の死が刻み込まれた夕日は常の力を出せず、三日月も彼のつまみを求めてしまう
それでも最も近くに居た花子の衝撃とは比べ物にならない訳で

太郎からは感情が希薄と呼ばれた花子。前回後半から彼女は静かなままで感情を見せなかった。まさしく希薄
それが崩れるのが太郎の偽物が現れてから
喪った筈なのに眼の前に居る。その矛盾は花子が失った筈の感情を取り戻す契機となるのか
花子の感情は太郎に預けられていた。彼が居なくなればそれは彼女に戻ってくる

喪服の騎士団による弔い合戦とは別の場所で戦う花子のそれは別種の戦い
叫んで力の限りで泥人形を倒した彼女の戦いは産まれ直す為の儀式と言えるのかも
太郎の夢を自分の夢として進路を決めた花子。思わずほろりとするようなエピソードだったよ



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