鬼殺隊士は誰も彼も悲惨な過去を持っているものだけど、蜜璃の過去はちょっとベクトルが違うね
いや、悲しい想いが無いわけじゃないんだけど、流血沙汰で無いだけ悲惨さが薄いというか
だから炭治郎のリアクションもギャグ調になってしまうのかも(笑)
悲惨ではない過去、それはそれで思うが儘に生きる彼女の在り方を肯定する原点となっている
違いを受け容れられなかった時は結婚を当然のものと考えた。でも自分を誇れるようになった時に彼女は全く違う生き方を選べるようになった。それが彼女の他者を守る力となっている
そうして思うが儘に生きた結果、炭治郎達から「希望の光」として扱われるようになる光景は感動的
そんな彼女が戦線を支えてくれるから炭治郎達は本体探しに注力できる
一人じゃ勝てない強敵でも皆で協力すれば太刀打ちできる。少年漫画の王道展開だよ