辿り着くべき終点が明らかになった事で、そこへどう進むのかという点が主題となっていたような
スレッタの進む理由、ミオリネの進む理由。彼女らを囲む者達が持つ理由
クライマックスへ向け、それぞれがどのような理由で進んできたかが意味を持ち、これからの道標を教えているね
スレッタが語る、誰かに言われて進む状態から自分の意志で進む状態への転換
前回のベルメリアに表されるように、他人の指示で動くのはとても楽。間違っても自分の責任にならないから
でも大切な人の為に進もうと思うなら、自分の言葉や意思で進む理由を見つけなければならない
殻に籠もるミオリネは責任に押し潰されている。スレッタもこれからの進み方如何ではミオリネのように籠もる事になるのかもしれない
でもスレッタは既に自分の行動による間違いを自覚している。それでも進もうとしている。それは沢山の間違いの中に間違いでないものを見定められたからだろうね
ミオリネはスレッタが自分を信じ支えてくれるときっと再認識出来たから殻を破れたのだろうね
だからガンダムから逃げず自分の罪を自覚した上で立っていられる
でもミオリネは無力だから、使える力はスレッタだけ。が、彼女をガンダムに乗せれば……
命を削って、恐怖や後悔を押し殺して。そうして進んだ先に有るのはクワイエット・ゼロという恨みの原点。これに恨みを知らないスレッタはどう向き合うのか?
あと、スレッタとミオリネの勇ましい覚悟完了済みの瞳の強さがどうにも危うく見えるのが気に掛かる……