第1話で生を取り戻し、第2話で笑えるようになり
そんなルディをサラは頼りになる男と思ったのだろうけど、彼の病巣はサラでは向き合えないものだったようで
自分を不幸と感じた彼の苦悩は生半可な人生では向き合えない。そこでゾルダートが出てくるなんてね
ルディとサラ、色っぽい急接近は何故か初々しい。ロキシーの名に不機嫌になったり、揃いの短剣を嬉しそうにしたり
そんな娘を前にすればそりゃ男はやる気になる。が、ルディは挙動不審で引き気味
それを見抜けないサラだから、ルディの病を前に正しく理解できずむしろ苦しむ彼を置いてけぼりにしてしまう
ゾルダートは少年の相談相手としては最良の相手ではない。でもルディが答えの出せない分野に造詣が深い
また、エリーゼは任された仕事が失敗した形なのに、親身に的確にルディの病を見ている
最適ではないけど今のルディに相応しい接し方を二人はしてくれた
ゾルダートが指導する「心の準備」不足を証明する如く不用意な発言で完全に決裂したサラとの仲
再び折れかけたルディの心の新たな進み方を示すのがゾルダートになるなんてね。初対面時には想像もしていなかったよ
病んでも折れてもルディは家族の為に進まなければならない。今度こそ正しい次へ迎えると良いのだけど