恋愛が判らないあまり家族すら判らなくなるローレンには苦笑してしまうけど、そもそも彼は親しい者との関係にどのような名を付けるかという点を悩み続けた人間だったのかもしれないと思えたよ
だからこそ、恋愛を求めながらも家族だと受け容れてくれたセシリアの想いに応える事が出来たのかな?
身近な愛する人を形容する言葉としては恋人とか彼氏・彼女とか色々あるけれど、ローレンはそれ以前にセシリアとの関係をどう名付けるかを決められていなかった。だから常に聖女呼びだし、聖女以外の彼女が何か判らない
その意味では一緒に暮らすという点から「家族」と形容できたのは彼にとって大きな前進なのかも
…随分回りくどいけど(笑)
家族を言い訳にハグしてしまったのはこれまでを考えれば大き過ぎる変化。でも、セシリアが最終的に目指すのは家族であったとしても、その前段階があるわけで
セシリアは女の子からローレンを譲られた。なら関係を変える時間はまだ有る筈で。そういった意味ではセシリアとローレンの関係は始まったばかりとも言える最終回となったのかな